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カテゴリ:TV・映画( 86 )

闘う女性 その1

人見絹江さん繋がりではないけれど、
たまたま最近テレビで観た映画が「戦う女性」だったのでまとめてみました。

「ノーマ・レイ」は全米で唯一組合がなかったアメリカ南部の紡績工場に勤めるプア・ホワイトの女性が
徐々に目覚めて組合結成を成功させるまでを描いたもの。
全米繊維産業労働組合から派遣されたオルグの男性から
異性であっても友情は成立すること、
本から知識を得て学歴も自分の未来も切り開くことが可能なこと、
黒人も白人も、女性もユダヤ人もみな平等であること、
不条理と闘うことの大切さを彼女は学んでいく。
段ボールの切れ端に「ユニオン」と殴り書きして掲げる彼女の姿。
彼女を見て機械を止めていく労働者たち。
1979年の映画ですが、今のブラック企業に通じるものもある名作だと思います。
たぶん学生時代封切りで観た記憶はあるのですが、
その時は理解できなかったんだろうな。
アメリカ南部も紡績工場も男女や人種差別も、オルグなんて言葉も、労組も
何にも知らずに観ましたもの。(-_-;)
今観てわかるシーンが多々ありました。
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「エリン・ブロコビッチ」
正式な法律教育を受けていないにもかかわらず、
大手企業を相手取って訴訟を起こし、
3億3300万ドルの和解金を勝ち取った女性の実話です。
とにかく彼女もノーマに負けず強い。
そして下品。でも屁の河童。
ツンと澄ました企業の弁護士なんかに負けない。
かっこいいです。
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疲れた時、体調が悪い時こんな映画をみると元気が出ます。





by kzmblog | 2019-07-13 15:10 | TV・映画 | Comments(2)

映画「新聞記者」

今だから観たくて足を運んだ「新聞記者」
期待通りの映画だった。
公式HP
https://shimbunkisha.jp/

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フィクションなのに、今起こっている問題とどんどんリンクし
リアリティ感が増していく。
恐ろしいまでの臨場感。
最後のシーンはしばし身動きできなかった。

シン・ウンギョンさんと松坂桃李さんの演技がすごい。
特にラストの松坂くんの打ちのめされ朦朧とした表情が。

ラストははっきりせずに終わっている。
夫さんと観たならばここで二人で語り合えたはず。

黒い真実と戦う覚悟をする松坂。
しかし上司に追い詰められ打ちのめされ覚悟が揺らぐ。
先輩と同じ道を選ぶ寸前の幽鬼のような松坂。
横断歩道で足が止まり顔を上げ何か呟く。

私は必死に走って来たシン・ウンギョンとそこで見つめあった事で
自分の娘と彼女を重ね、
なんとか揺らいだ気持ちが踏みとどまってくれる事を願う。

松坂の呟きも観るもの任せの謎のままだ。
私たちにこの覚悟があるのかという問いかけだと思いたい。

現在進行形の政府に対し批判的なフィクション映画は日本では珍しい。
でもそれって本当に政治的に「中立」なことではないのだと思う。
いろんな立ち位置の映画があってそれが「中立」。
ぜひ、今だからこそ、皆さんに観てほしい。

【原案】
望月衣塑子、河村光庸

【監督】
藤井道人

【脚本】
詩森ろば、高石明彦

【キャスト】
シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼、岡山天音、郭智博、
長田成哉、宮野陽名、高橋努、西田尚美、高橋和也、北村有起哉、田中哲司、
望月衣塑子、前川喜平、マーティン・ファクラー





by kzmblog | 2019-07-12 20:00 | TV・映画 | Comments(3)

人見絹江さん

今年の大河ドラマ「いだてん」を初めて観た。
人見絹江さんの回だったから。
昭和三年のアムステルダムオリンピックで日本人女子初のメダリスト。
人見さんの後にあの前畑さんらの女子選手が続く。
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私は人見さんとオリンピックに行った南部忠平さんに体育を習ったことがあり、
(「美しい歩き方」の授業でしたが(*´Д`))
授業で南部先生が人見さんの事を話しておられました。

人見さんや南部先生の偉業は遠い過去の学生には
おじいちゃん(ごめんなさい!)のオリンピックの話に???でしたが
後にエライ人だと知ってびっくり。
人見さんは芯の強い立派な美しい方で、
人見さん達の努力があって今の君達女性の自由な生活があるのだと語ってくださいました。

アムステルダムオリンピックで人見さんは2位。
南部先生は4位。
次のロサンゼルス大会で南部先生は1位、3位に。
でもその時人見さんは若干24歳ですでに亡くなっていたのですね。
たぶん若き日の南部先生は人見さんの事を思いつつロスに向かったと思うと
ン10年前の南部先生の言葉が心に沁みます。


いだてん、なかなか面白かったです。
アムステルダムオリンピックの回にはもしかして若き日の南部クンがでてくるかも。。


ps
南部先生の若き日、そして私の思い出に近いお顔を貼っておきます。
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演じるのは池田倫太朗さん





by kzmblog | 2019-07-11 13:29 | TV・映画 | Comments(0)

マイ・バック・ページ

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BSにてマイ・バック・ページ視聴
松山ケンイチの小ズルい破綻者のエセ左翼っぷりと
学生運動に乗り遅れた青臭い妻夫木聡の記者がいい。
すこしずつ松ケンに影響され騙されていってしまう妻夫木君の演技が上手い。

ラストの忽那汐里の
「なんの罪もない人が死ななくてもいい人が死んでしまったんですよね。
私も運動ってこれまではどちらかというと賛成につくと思っていたんですけど
この事件は嫌な感じがします。」というセリフの「嫌な感じ」にどきりとした。

私も学生運動とか、浅間山荘とか、ベトナム戦争、三島事件などをニュースで見ていて
子どもながらに吐き気をもよおすような嫌な感じがしたのを覚えている。

「嫌な感じ」を敏感に感じて、自分から避けたり
反対したり、行動したりすることが必要なんだな。

10数年後、古い友人からの「まあ生きてたらいいよ」という言葉に
あの頃の間違っちゃった自分と今の自分と、
たぶん亡くなった自衛隊員を思って(と私は感じた)泣く妻夫木くんに、泣けた。

ps
その1
この映画・・・配役が逆だったら、どうだっただろう。
記者役が松ケンだったら優しすぎ、
エセ左翼が妻夫木君だったらいっちゃっている感が強すぎるのかな。

その2
「嫌な感じ」・・・今もその嫌な感じの時代かも。
少なくとも「変だと思う。」「嫌な感じがする」と言うこと。
その自分の感性を信じること。必要。







by kzmblog | 2019-07-09 10:00 | TV・映画 | Comments(0)

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怪獣が出すぎで散漫。
★★☆☆☆・・・星2つ
ただしモスラは獰猛でエレガントでよかった。^^






by kzmblog | 2019-07-03 01:33 | TV・映画 | Comments(0)

ゾウを撫ぜる

テレビをつけたら映画「ゾウを撫ぜる」のラスト15分ぐらいのところ。

オムニバス映画のたまたま私が見た場面は
派遣切りで無職で住むところも夢もなく、
実家に向かう青年がヒッチハイクするところから。
映画の大道具を運ぶトラックに乗せてもらう。
運転手との会話がいい。
「荷はなんなんですか」
「映画の大道具らしい」(何弁かわからないが運ちゃんの訛りがとても優しい)
「映画なんてずっと見ていません。今の自分には映画なんて夢です」
「でもじゃあ俺たちは今夢を運んでいるってことだ」

この二人の会話がじんわり来てなぜか涙がでた。
彼は結局「夢」を追いかけて
映画の撮影現場まで行くことになるんだけど
希望が見えるシーンだった。
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ほんの小さな出会いが孤独や絶望から人を救う。
人との出会いじゃなくても絵や音楽でも。
太田光さんはピカソの絵で「こんなに自由でいいんだ」と感じ孤独から救われたのだそうだ。
至る所に出会いは待っているし
転がっているんだということを知ってほしい。

by kzmblog | 2019-06-09 10:00 | TV・映画 | Comments(0)

カテリーナ ヴァレンテ

先日CSTBSで「音楽の巨人」という番組を偶然見た。
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/o2265/

TBSの映像ライブラリーの中から巨匠たちの名演を放送する番組。
今回は申し訳ないが初めて聞くカテリーナ ヴァレンテさんの特集。
ザ・ピーナッツがカバーした曲が「情熱の花」
彼女の声と歌う表情、笑顔、仕草・・
特に目と肩と腕と手の動きがおしゃれで健康的で目を奪われた。
かわいい。魅力的。
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この動画ラストがとってもいいです(^-^)
https://www.youtube.com/watch?v=2Jsw1R-TNUc

ポップス、ジャズ、シャンソン、ボサノバなど多彩なレパートリーを持ち、
歌の通訳と呼ばれた人らしい。
すごい。。「歌の通訳」!

以下 番組HPより

1963年にTBSのスタジオで収録された希少な映像は必見です。
「エリーゼのために」をアレンジした楽曲で、日本でも広く知られる「情熱の花」をフランス語で披露。
また、「Mack The Knife」をドイツ語で、「サクラ」を日本語で熱唱します。
他に「BLUE MOON」「チャオ」など当時の人々を魅了した名曲が目白押し。
時に艶やかに、時に情熱的に歌い上げるヴァレンテの姿が蘇ります。

この時代の唄すきだなあ。
記憶にはないけれど、きっと脳細胞の奥底に記憶されていたのかも。


by kzmblog | 2019-06-03 10:00 | TV・映画 | Comments(0)

白い巨塔

5夜連続の「2019年版 白い巨塔」。
1夜目の半分まで見て録画だけして観てない。

砂の器でも書いたけれど、やはり前作や映画があまりにもスゴイとどうしても比べてしまう。
イメージが固定されてしまっているから。。
それに丁寧に描く連続ドラマ、重厚な映画と比較しても5時間では浅くなってしまう。

私の中の「財前教授」「里見先生」はやっぱり田宮二郎・山本學。
1978年のドラマ31回もの。
1966年の映画もたぶんテレビで観ていると思う。
里見先生優しかったな~。
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唐沢・江口版もなかなか頑張った。
2003年、21回。
ちょっとくれない会の描き方が漫画チックではあったけれど、
江口里見の生真面目さが、唐沢財前と際立って。
唐沢財前の「無念だ。。。」で泣いた記憶がある。
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2019年度版は岡田准一・松山ケンイチ。
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うーん。まだ二人とも雰囲気が若すぎる感じ。
ぎらぎら感と生真面目感に欠ける・・・と思うのは前作を観たからか。
さて、ラスト。どう締めるのか。
田宮版。
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唐沢版。
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一気見して、たぶんまた昔の作品を観たくなる。



by kzmblog | 2019-05-27 10:00 | TV・映画 | Comments(0)

昼のテレビは危険

ほとんど見る事はないけれど
朝から昼のテレビには辟易する。
特に今のようにセンセーショナルな事件のあとは
どのチャンネルでも検証されてもいない
不確かな情報の拡大解釈や
わからない解説をくり返している。
 
迂闊にテレビをつけたら
ほら。また「小学校の卒業文集」だ。
どこから手に入れてくるのか分からないが
卒業文集の文章と犯罪は関係あるのかわからん。💢😠💢

昼だけじゃなく夜のNHK のニュース解説ですら
最近は謎だ。

ということでますます海外ドラマと映画ばかり
になり世捨て人になりそう。

おっと。。。
これって「引きこもり」かなあ。
50歳以上の引きこもりは犯罪傾向にあるそうな。
危ないあぶない。(苦笑)




by kzmblog | 2019-05-03 10:00 | TV・映画 | Comments(0)

主戦場

昨夜のラジオ「荻上チキ セッション22」で紹介されていた、映画「主戦場」。
映画公式サイトはhttp://www.shusenjo.jp/

昨日のラジオには監督へのチキさんのインタビューや映画の音声の入っているので
radikoなどで聴いてほしいとおもいます。
TBSセッション22のHPでも音声配信もしてます。
https://www.tbsradio.jp/363390


私は絶対観たい、観なくちゃいけないなと感じました。
そして聴いているうちに「ごく普通に考えて」「もしその時代」「自分ならば・・・」と考えました。

チラシを貼っておきます。
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1月12日のブログで、テッサ・モーリス=スズキさんの新聞記事を載せた。抜粋させていただきます。

戦後生まれの人々にも、戦争に関する責任や謝罪の義務はあるのだろうか。
連塁とは「事後の共犯」的な関係だという。

自分には罪や責任があるかとモーリス=スズキさんは自問し「罪はないがインプリケーションはある。」との結論に達した。
インプリケーションは新たな概念で「連塁」と邦訳した。
「直接関与していないにもかかわらず『自分には関係ない』とは言えない。
そんな過去との関係を示した概念です」と話す。

たとえば、収奪行為には関与しなかったが、収奪されたものに由来する恩恵を「現在」得ているケースだ。
「私自身も今、奪われた土地の中に住む一人です。」
虐殺に関与しなくともその歴史を隠蔽したり風化させたりする動きに関与すれば責任が生じうると見る。

「歴史事件そのものに対して戦後生まれの個人が謝罪する必要は原則ないと思う。
ただし国家は連続性のある存在であり、謝罪するべきです。
また国民は謝罪するよう政府に求める義務があります」

私も連続性のある存在の中の一人。
まずはこのとにかくいろいろな意見を持つ人がいる問題の、様々な意見をなるべく偏らずに知ること。
知る責任があると思った。

右派から左派まで多くの人からのインタビューで成り立っているこの映画は観るべきだ。


北海道では上映館がまだないです。
キノで上映してくれないかな。

































by kzmblog | 2019-04-25 07:47 | TV・映画 | Comments(0)