2022年 08月 08日
太平洋戦争の敗戦から77年。 「8月ジャーナリズム」と揶揄されることもあるけれど、 やはり観て学んでおかなくては、と思う。 6日の「ワルイコあつまれ」の「子ども記者会見」のコーナーでゲストとして出演したのは広島在住・竹本秀雄さん。 原爆投下後の記録映像に写っていた、包帯を巻かれた幼子と、背負って瓦礫の中を歩く少年。 長い間この子どもたちの安否をいろいろな人が探していたが、不明でした。 「この背負われていたのは私です。」と打ち明けたのが竹本秀雄さんです。 写真は当時3歳だった竹本秀雄さんと兄の定男さん(11)。 1945年8月6日、竹本さん兄弟は爆心地から約1キロの広島市中区大手町にあった自宅で被爆。 秀雄さんが家の下敷きになっていたところを兄の定男さんが助けてくれた。 戦後77年間、秀雄さんは自分がこの少年だったこと、被爆体験を心の奥にしまいこんで戦後を生きてきた。 ようやく被爆証言をができて竹本さんは心の呪縛がとけたといいます。 この写真をみて思い出すのは、やはりこの「焼き場に立つ少年」。 アメリカの従軍カメラマンのジョー・オダネル氏が、原爆が投下された後の長崎で撮影し、フランシスコ法王が写真に「戦争がもたらすもの」というメッセージを添えて世界に発信しました。 亡くなった弟(妹)を背負い直立不動で順番を持つ少年をジョー・オダネル氏自身も他の人たちも探しましたがいまだに安否不明です。 竹本さんのお兄さんは戦後事故で亡くなられたとのことですが、 秀雄さんは戦後77年生きてこられました。 「焼き場に立つ少年」で背負われていた赤ちゃんは亡くなりましたが、 お兄ちゃんは被爆体験を心の奥にしまいこみながらも秀雄さんと同じく強く生きてきたに違いない。 そうあってほしいと毎年願うのです。 「ワルイコあつまれ」 NHK Eテレで放送されている教育バラエティ番組 出演 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾 #
by kzmblog
| 2022-08-08 06:00
| TV・映画
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2022年 08月 07日
思わず「あわわわ(@_@)」と声を出してしまったのは、赤レンガの屋根がクレーンで吊るされているニュース。 北海道のシンボルのひとつになっている「赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)」。 明治時代に建てられた、北海道の象徴ともいえる煉瓦造りの建物で、「赤れんが」の愛称で道民には親しまれています。 現在の庁舎ができるまで約80年にわたって実際に使われてきました。 現在、大規模な改修工事が進められています。 私も赤レンガの一室で研修会したし(冷房なくて暑かったな~(-_-;)、 就職した時の辞令交付式もここで行いました。 その時は「あなたは〇〇管内の〇〇で勤務します。」と言われ、謎なまま「行きます。」と言ったものです。( ´艸`) そんな思い出のある赤レンガも、しばらくは「素屋根」に覆われ、工事が終わるのは2025年。 切り離された八角塔屋根は、10月にオープン予定の仮設見学施設内で改修がはじまり、その模様は一般公開され、間近で見学できるということです。 これは見に行かないと、ですね。 #
by kzmblog
| 2022-08-07 06:00
| news
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2022年 08月 06日
連日ニュースになっている宗教と政治のrずぶずぶ問題。 テレビで、フランスには「「反セクト法」なる法律があることを知りました。 「反セクト法」の「セクト」とは社会的に警戒を要するカルト団体のことです。 フランスでこの法律ができたきっかけは、1960年代。 マインドコントロールする宗教が現れ、結果、学生の進路変更、学業放棄、宗教活動にのめりこむ人が出てきました。 その時に、フランス政府が行ったのは「いい宗教」か「悪い宗教」か、教えの内容を判断するのではなく、その団体が反社会的な行動をしているかどうかでジャッジをする法律を作る事。 “信教の自由”とは全く切り離し、それは全く侵さないことが大前提で、このような指標があれば、これは信教ではなく反社会団体だということを社会に浸透させていったのです。 “教え”ではなく“反社会的”かどうかの判断基準は以下の10項目。 (1)精神的不安定化 (2)法外な金銭要求(献金など) (3)元の生活からの意図的な引き離し (4)身体に対する危害 (5)子供の強制的な入信 (6)反社会的な説教 (7)公共の秩序を乱す行い (8)重大な訴訟違反 (9)通常の経済流通経路からの逸脱(高額な物品販売など) (10)公権力への浸透の企て この1つにでも該当すれば「カルト団体」のリストに載ることとなり、1995年その数は172にも上りました。 きちんと国家が監視の目を光らせているぞというようなものが非常に強く伝わった結果、 フランスではカルト教団が縮小していったとのことです。 ここまで徹底した法律が日本でもあれば、今回のような事件も、問題も、オウムも防げたのではないかと思います。 でも、もともとフランスでは、1世紀以上前から政教分離が徹底されてきたお国柄。 アメリカのように大統領の就任式に聖書に手を置くなどといった宗教的な式典すら一切ない。 その基盤があるからこそこのような法律ができたのでしょう。 xmasに初詣、お葬式に結婚式に八百万の神様と、無信教とは言いながら、けっこう宗教にべったりの日本で「反セクト法」ができるのか。 まあ、そもそも今のような政治とずぶずぶ状態の国会で立法が可能なのか、危ういですが。。。 この法律が過剰に適用される場合の危険性と、 10項目の判断はとても曖昧で難しく、信教の自由の侵す心配もある。 でも、こうなったらそれらを十分配慮したうえで、やはり「日本式カルト防止法」は必要だと思います。 与党に自浄作用があるのか、 自己反省も含めて、批判ばかりではなく民意の受け皿になって議論できる野党か、 どのメディアがどう報道し、圧力に負けず報道し続けるのか、 私はみてるぞ。
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by kzmblog
| 2022-08-06 06:00
| TV・映画
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2022年 08月 05日
最近は値上がりしつつあるモヤシ。 でも安い野菜の筆頭なのは変わらない。 今日はなんと安売りの1袋¥15のモヤシ発見。 思わず2袋買ってしまった。 でも、もやしってホントすぐ傷んで臭いが出てダメになる。。。 で、もやしの超お手軽保存方法。 その1 袋の真ん中に爪楊枝でプチっと穴をあける。これだけ。 もやしは真空包装されていますが、もちろん生きているので酸素が必要。 穴をあけてストレスなく呼吸することができ、鮮度が伸びます。買って3~4日ぐらいかな。 その2 もやしを袋から出し、水を注いだ容器に入れるだけ。 ① 水を張った保存容器にもやしを入れる。 ② もやしがひたる程度まで水を足してフタをする。 ③ 野菜室より温度の低いチルド室で保存。 2日に一度水を変え、これで1週間程度もやしがシャキシャキのままです。 ちなみにビタミンCは水溶性なので水に漬けると溶けだしてしまいます。 私のようにシャキシャキ感とカサ増し目的ならOKだけど。( ´艸`) 今日の二袋はその2の方法で保存しました。 100均のプラッスチック容器。これがもやし一袋にぴったりなの。 #
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| 2022-08-05 06:00
| 買い物
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2022年 08月 04日
昨日の追記 無事父の電話診療が済み、処方箋は処方箋薬局にFAXしてもらい、薬を届けてもらいました。 病院の入院患者さんでコロナ患者が出たので、電話診療になったのだそうです。 私は大学病院・内科の病院・整形外科・歯科医などに通っています。 大学病院・歯科医は時間予約なので長時間待たなくていい。 でも、内科・整形では何時間も待って診察は「変わりありませんか?」「はい。」の数分。薬をもらうために何時間も待つのはこのコロナの時期、不安です。 なので、内科と整形は自分で電話し、病院診療でお願いしています。 薬は自宅から歩いて数分の処方箋薬局にFAXしてもらう。 ちなみに薬局は、「ヘルスケア手帳」というアプリが使えるところを探しました。 処方箋をスマホで撮って薬局で受付し、すぐ薬を受け取れるんです。( ´艸`) 病院診療と「ヘルスケア手帳」で、とっても便利です。 #
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| 2022-08-04 06:00
| からだの事
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