2018年 01月 11日
ビデオに撮っておいた、「NHK ドキュメンタリー 400年後の真実 慶長遣欧使節の謎に迫る」を視聴。 400年前、仙台藩士・支倉常長が率いた慶長遣欧使節。 支倉常長は、主君・伊達政宗の命で、はるばるメキシコを経て イスパニア国王フェリペ3世に謁見、 さらにローマに入り教皇パウロ5世に拝謁した。 しかし、幕府のキリスト教弾圧などもあって、外交交渉は失敗。 7年後帰国したとき、政宗からの言葉は「ご苦労であった」のみ。 その二日後、仙台藩も禁教令が出した。 常長は、2年後に失意の中亡くなり、跡を継いだ嫡男も、家臣がキリシタンであった責任を問われ処刑された。 (後に再興し、現在13代目)
去年、映画「沈黙」を観たが、その中で描かれていたキリシタンへの弾圧の苛烈に 天正遣欧少年使節や慶長遣欧使節の哀しさを思う。
スペイン南西の都市コリア・デル・リオには、 使節の中で日本に帰らず現地に留まったキリスト教徒の日本人の子孫と思われる、 ハポン姓の人が約600人住んでいる。 前支倉氏当主はスペインに行き、ハポンさん達と交流を持ち、歓待された。
交通事故で意識不明の前当主の枕もとで、現当主がハポンさんたちの励ましの言葉を読む姿が印象的だった。
by kzmblog
| 2018-01-11 22:01
| TV・映画
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